ボードゲームといってもいろいろあるので一括りにするのは危険です。題名の疑問の答えを出す前に、まずはボードゲームにもいろいろあるんだよ、というのを記載したいと思います。
ボードゲームのざっくりとしたジャンル2種類
戦略的ゲーム
まずはゲームらしいゲーム、と言っていいだろう比較的戦略の伴うゲーム。長時間かかる傾向の「重たいゲーム」はすべてこちらにカテゴライズされます。
・ワーカープレイスメント(アグリコラ、ツォルキン)
・ドラフト(7ワンダー、バニーキングダム)
・競り(ラー、モダンアート)
・セットコレクション
・エリアマジョリティ
などなど、他にも物凄い数があると思われる。
パーティー系ゲーム
そして、コミュニケーションの重みが多いいわゆる「パーティー系」のものとしては
・大喜利系(キャッチョコ、) ・正体隠匿系(レジスタンス、人狼など) ・絵を描く(テレスト、デュプリクなど) などなど
どんなゲームを選ぶべきか?
これらのジャンルからさらに細分化したレイヤーも考慮すると、それぞれの人に好み、向き不向きがあります。
「まず初めに遊ぶボードゲームにおススメなのはこれだ!」という議論に結論はでないし、そんなに有意義ではないと思っています。 なぜならば、結局のところその人がどのような背景やスタンスでゲームを遊びたいかによって様々であり、その人に最も合ったもので遊ぶのが良い、以外に言いようがないと考えているためです。
極端な例として…
そもそもゲームで遊んだことのないような人にアグリコラを進めるのは荷が重いでしょうし、
静かに自分と対話しながら進めたい人にカタンなどの交渉が伴うものはあまりそぐわないでしょうし、
TCGの大会で優勝するような歴戦のゲーマーに「テストプレイなんてしてないよ」を勧めても苦笑いされてしまうでしょう。
「間違いない」ボードゲームの条件
オープンのボードゲーム会を企画している身として、いつも頭を使うのが「初対面含むいろんな人が集まる場でふさわしいボードゲームは何か?」つまり汎用性の高いゲームは何か?になるのですが、既に申した通りでこれはかなり難しい100%の解がない問題になります。
しかし、それでもあえてこの視点で必要なゲーム性というのは、下記になるかと思っています。
・ルール説明が短い
長くても10分で終わること。ルール説明は本来省くべきいらない時間で短いに越したことはない。異論はないね?
・ある程度は運の要素がある
ダイスの目、カードの引き。アブストだと「負けた時の言い訳」が通用しないので、運要素はあった方が何かと平和に終わるはず。
・読み合いの要素
パーに対してチョキをだせるか?これがあると初プレイでも誰でも勝てる要素があるということ。
・プレイ時間が短い
まあ長くても一時間かなと。同じ満足感を得られるなら、短いゲームに越したことはありません。その分繰り返し遊べます。
・ダウンタイムが短い
同時進行、もしくは1手番で長考があまり起きないこと。退屈しないのは良いことだ。
・めんどくさい処理や駆け引きが必要とされない
・とは言えある程度の思考が必要
言わずもがな
という視点から、自分がしいて上げるならこれ、というゲームをピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
将軍が選ぶ汎用性の高いゲームラインナップ
セレスティア
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2016/07/16
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チケットトゥライド
チケット・トゥ・ライド アメリカ (Ticket to Ride) 日本語版 ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2012/04/08
- メディア: おもちゃ&ホビー
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コロレット
コロレット (Coloretto: 10周年記念版) [並行輸入品] カードゲーム
- 出版社/メーカー: Abacus
- メディア: おもちゃ&ホビー
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あやつり人形
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2017/11/18
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カルカソンヌ
カルカソンヌJ (Carcassonne J) ボードゲーム
- 出版社/メーカー: Carcassonnej
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以上です。