ボードゲーム将軍のお座敷遊戯ブログ

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【ボドゲ紹介】すずめ雀 ~麻雀を知らない人でも安心、コンパクトに楽しめる!~

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ゲームマーケット2018春にて、すごろくやより発売されていた、こちらの「すずめ雀」

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早速(今日手に入れて、その日の夜に!)遊んでみたので簡単に紹介してみます。

※麻雀をベースにしていますが、知らない方でも分かるような説明にします。

対応人数は2~5人(!)まで、時間は30分と記載されています。

ルール・ゲームの進め方

コンポーネント

ゲームには牌を使います。1~9までそれぞれの数字が4つずつ、うちの1つが赤い牌になっています。 さらに、「発」と「中」の字牌2種類と合わせて44つの牌を使います。

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準備

各プレイヤーは、初期点数の30点数を持ちます。

各ラウンドの開始時に、まず「ボーナス牌」を決めます。どれかひとつ牌を取り、それを表向きにしてタイルの上に置きます。それと同じ牌がボーナス点となります。(ドラですが、ひとつ上の数字ではありません!)

全ての牌を裏向きにして混ぜ、各プレイヤーは牌を5つずつ取り自分だけに見えるように立てておきます。 まず親から、裏向きの牌の中からひとつ牌を取り見ます。(これを「ツモ」といいます。)それと手配を合わせた6つのなかから、どれかひとつを捨て牌として、表向きにして正面に置きます。これを半時計周りに繰り返します。

あがり方

このゲームの目的は「あがる」ことでそれにより点数を他プレイヤーから獲得できます。

あがるためには、ツモった牌も含めた合計6つの牌で、3つ牌で作られる組を2つ、それぞれ作る必要があります。組とは、「連番(1-2-3や6-7-8など)」か「同じ(2-2-2、発ー発ー発など)」です。これらを完成させると、それぞれ1点、2点が加算されます。

また、あがる際には他のプレイヤーが捨てた牌をもらうことでも可能です。これを「ロン」と言います。ですので、あと1牌であがれそうなプレイヤーがいるときは、その牌を捨てないようにすることも重要です。ロンされた場合は、そのプレイヤーだけが得点を渡さないといけません!

得点

あがる際に「役」を適用できると、その分得点が高くなります。例えば、1、9字牌を使用していない(タンヤオ)や、すべての組に1-9字牌が含まれている(チャンタ)などです。また、ドラ牌や赤い牌は持っているだけで1点になります。上がる際は、合計5点以上じゃなければいけません。

また、全て緑、すべて赤牌などの「役満」を作ることができれば、特定の高得点がもらえます。また、親番の人があがるとあとで追加の2点がもらえます。

これらの役は、サマリとしてまとめられているものがついているので確認しながらプレイできます。

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勝利条件

4周した時点で、もっとも高い得点のプレイヤーが勝利です。

総評など

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2人プレイを2周やった感想になりますが…

わたしは麻雀もたまにやるのですが、ルールのそぎ落とし方、ドラ牌の扱い方、役の作り方どれをとっても綺麗にまとめられてるなーと感心しました。一晩中、これをやっててもいいかなーと思えるくらいです。運要素は強くなっている(初期状態ですぐ上がれる、みたいなことも十分ありえます)のは必然と言える気がしますが、まあこれも一興かなと思います。

難点をひとつ言うのであれば、アクリル製のコストが安い牌とタイルを使ってるせいか、コンポーネントに擦れたような傷がある状態で梱包されていたことです。牌44個に対し購入価格3,600円というのは安いと思いますので文句は言えませんが、新品を買った身としては少し残念な気持ちにはなります。

麻雀のことは知らないけどこれからやってみたい、という方はまずは「すずめ雀」から触れてみるのはとてもいいと思います。