- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
今回紹介するのはこちらの「メモアァール!」日本語では「覚えて…ねぇーーー!」という感じなのだとか。
対応人数は2人から4人、プレイ時間は10-20分とこのブログで紹介するゲームにしてはかなり軽い部類ですね。
ゲームのルール
カードの内容
「島カード」と呼ばれるカードには、表面に生き物+背景(色で区別される)が描かれています。
生き物は5種類(ペンギン、セイウチ、タコ、カニ、カメ)あり、背景も5色ありその組み合わせで合計25枚あります。直接ゲームに関係するのはこれだけです。
準備
島カードを5×5に並べます。中央のカードは抜いて得点カードなどを積んでいる山と置き換えます。置き換えられたカードの1枚は「欠け」になりますので、使うのは残りの24枚になります。
5×5に並べられたカードのうち、各プレイヤー側に並べられている辺の真ん中3つのカードをめくり、自分だけが見て頑張って覚えます。
ルール
ラウンドが始まると、スタートプレイヤーはどれか好きなカード1枚をめくります。次のプレイヤーは、直前にめくられたカードの「生き物の種類」もしくは「背景の種類」が一致しているカード1枚をめくらなくてはいけません。
めくったカードがその条件を満たしていれば、次のプレイヤーに移ります。もしミスをしてしまったプレイヤーは脱落となり、次のラウンドまでお休みです。最後まで生き残ったプレイヤーが、中央に置かれているいくつかのルビー(勝利点)が描いてあるカードを受け取ります。規定ラウンドを通し、手に入れたルビーの数が多いプレイヤーの勝利です。
総評など
ルールは非常にコンパクトにまとまっていて分かりやすいんですけど、それ以上に楽しめる不思議な魅力を持ったゲームだと感じました。24枚のカード、というのが脳の記憶容量の絶妙なところをついているのでしょう。「はいはい、それは覚えてる」というのと「やべぇ、覚えてない…」のバランスが絶妙な感じにやってきます。
上級ルールとして、めくった時点で生き物ごとに特殊効果が発動する、というルールを追加することができます。やってみた感じ、そこまでゲーム性に大きな影響はないと感じたので、2回目のプレイでは入れてみよう、くらいのノリでいいと思います。もう1枚続けてめくらなくてはいけない、という能力持ちのカニは大概めくりたくなくなりますね。
神経衰弱のような記憶ゲーム、非常にシンプルで誰にでも気軽にできる上に、プレイ感はなかなか充実しているのでお勧めです。