ボードゲーム将軍のお座敷遊戯ブログ

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【ボドゲ紹介】サグラダ/Sagrada ~美しいステンドグラスを作る、悩ましきダイスドラフト~

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ゲームの背景

プレイヤーは職人となり、サグラダ・ファミリアのステンドグラスを作ります。ステンドグラスはクリアダイスで表現されており、出目はその濃淡を表します。

ラウンドの流れ

ラウンドではダイスのドラフトと配置を順に行い、合計10ラウンドで勝利点計算に移ります。

スタートプレイヤーがダイスを振り、ドラフトで取ったダイスを窓に配置していきます。例えば3人の場合、
A→B→C→C→B→Aという順番でダイスを取ります。

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ダイスを窓に置く際は下記の条件に従います。

  • 最初のひとつは端の四辺のどこかひとつ(四隅含む)に置く
  • それ以降は斜め含む、すでに置いてあるダイスの隣に置く
  • 同じ出目で縦横に隣接はできない
  • 同じ色で縦横に隣接はできない
  • 窓に出目か色が描かれていたら、それに従う

ダイスを取る前後に道具カードを使用してもよい。出目をコントロールするなど、特殊効果を受けられます。
使用には恩寵トークンを1つ消費、もしすでにそのカードが1度でも使われていたら2つ消費します。

勝利点計算

目的カード

個人目的カードでは、五色のダイスのうち一色が指定され、ひとつで一点になります。ほかプレイヤーには非公開です。

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共通目的カードはランダムに3つ配置され、全員に適用されます。条件ごとに加点が入ります。 例えば、五色揃えた行毎に6点、6つの出目のセット毎に5点、などです。/p> f:id:ino1ban23:20171210212830j:plain

面白いポイント

ダイスの置き方には結構頭を使います。例えば下の写真のような場合、囲われている間の窓に置けるダイスは出目が5か6、色は黄か紫しか置くことができません。

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取れるダイス手を広げるためには、斜めに同じ種類の配置をする事が大事です。極端な例ですが次の場合ですと、出目が1以外、色が青以外ならば大丈夫なので20通りの置き方ができます。

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とはいえ、掴むダイスの色や出目は運によるのでなかなか思うようにいかないのが楽しいところです。そんなに深く考えずに遊んでも結構楽しいですよ。

というのも、何よりもこのゲームの魅力はゲームが終わり自分のステンドグラスが出来上がったときでしょう。色がバラけるように配置れるので、自然とカラフルなステンドグラスが出来上がります。これほどインスタ映えするボードゲームも少ないのでは?

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素晴らしい見た目だけでなく、1ゲームの時間が短くルールも簡単と「見た目のインパクトだけじゃない」ゲームとして、興味のある方は是非手に入れていただきたいと思います。