ドイツ年間ゲーム大賞も受賞し、定番ゲームのひとつとして一定の地位を築いたアズール。それの後継作にあたる出たばかりの新作「アズール:シントラのステンドグラス」が出たので早速遊んで来ました。
ルール
各プレイヤーは、対応するタイルの色が描かれたボードをランダムで配置します。
前作のアズールと同様に、丸いボードの上にタイルを4つずつ並べてゲームが始まります。
タイルの取り方は前作と同じく、ひとつの塊からは一色しか取れません。取らなかったタイルは中央に集められていきます。
取ったタイルは、最初に配置したボードに並べますが、一回に一列しか置く対象にできません。
人型のコマよりも右側の列に置きたい場合は、そこまでコマを進める必要があります。コマより左側の列を選択することはできません。
タイルを取る代わりに、コマをいちばん左の列に戻すことも選択できます。
列を埋めることができたら、得点になります。
既定のラウンド数を終えて得点処理をし、最高得点者が勝利です。
感想など
アズールというと、タイルの取り合いがシビアなところが面白い、みたいなところがありますが、こちらはより軽いテイストでさくさくっと遊べる印象です。また、ボードはランダムで配置が毎回変わるので、リプレイ性も高そうです。
勝利点の条件はいろいろありまして、
- 列を揃えたとき
- ボードの下の方にある、クリスタルのマークを囲っていたとき
- 各ラウンドごとに決められる、ボーナスタイルが残っていたとき
これらは自分が何をしたらいいか?の指針になるので、あまり何をしたらいいか分からない、ということにもなり辛いので、前作をやったことがない、または戦略的なゲームにあまり慣れていない人でも、割と安心して手軽に遊べるんじゃないかなと思います。
前作の方が面白い、という意見も耳にしましたが、個人的には前作に負けないくらいの良くできたゲームだと思っています。プレイ時間も30分ほど、見た目もより華やかになったこのゲーム。日本での流通が楽しみですね。
- 出版社/メーカー: ホビージャパン(HobbyJAPAN)
- 発売日: 2019/02/23
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る