遊び方
まずスピードカードを配ります。これには数字と対応して車の色が描かれています。
ゲームは全体で2つのフェイズに別れています。
1.競り
6色ある車の競りを行います。手札のスピードカードから対応する色の有るカードを出し、最も数字の高い人がその車を競り落とし、所有します。複数所持も可能ですが、最低ひとつは所有する義務があります。
2 レースとベット
手札のカードを公開し捨て札にします。上から順番に、対応する車を数字の分進めます。 車は斜めも含む前方のマスに移動させます。 前の車が邪魔をしてそれ以上進めない場合は、進めるだけ進めて止めます。
いずれかの車が三本あるチェックポイントを通過した時、全員「どの車がトップを取るか?」予想をします。所持している車でなくてもいけます。
ゴールした順に順位が決まります。所持している車がすべてゴールしたプレイヤーは抜けます。 すべてのカードを使いきるまでレースは続きます。
得点計算
- 所持している車の順位に応じた点
- 予想した車の順位に応じた点
- 競りに使った点をマイナス
して合計が最も高い人の勝利です。
遊んでみた感想
要素の比重は競り1割、予想3割、車の進め方6割といったところでしょうか。やることは難しくないので、かなり軽いノリで遊べます。配られた手札の構成がどうなっているかによって、自分が何をするべきかの方針が決まります。単純に、多く進められる車を所持するのが横道な戦略と言えるでしょう。とはいえ、初期配置でトップに来ている車が最も有利なのは明らかなので、いくらまで払って手にするかも考慮しなくてはなりません。さらに付随する特殊効果もなかなか強力なものもあるので、悩ましさは十分です。
車をブロックさせたときに進めなくさせることの威力が凄いので、いかに悪いことができるかが勝負所になるでしょう(笑)。
プレイ時間は人数によらず30分ほど、というのはうそではなかったです。テーマもキャッチーな上、やることはとても簡単なので、オープンなボードゲーム会でも活躍してくれる良ゲーです。
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