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パンデミック大会 - 2017 winter 出場レポート

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パンデミック:新たなる試練 日本語版

パンデミック:新たなる試練 日本語版


パンデミック大会に出場してきた

3月26日に都内某所で開催された「パンデミック大会 - 2017 winter」に出場してきました。
”winter”とついているものの年一回の開催となるこの大会、僕は過去の2回を予定が合わないというだけでパスしてきましたが今回は念願の出場を決意。
チームメイトは人狼ボドゲ勢仲間である京風さんといまじょうさん。ふたりともとてもクレバーなので、仲間として不足はなし!マジで優勝を目指さんとやる気に満ち溢れていました。

レギュレーションとか

大会の形式は簡単にまとめると次のようになります。

  • 各チーム3戦行い、合計ポイントの多いチームで順位が付けられる
  • ポイントは様々な条件を満たすことによって得られる。
  • 1チームとプレイヤー人数は3人。役職は順番含め毎回決められている
  • プレイヤーカード、感染カードは全て運営が作った同じデッキを全チームで挑む
だいたいこんな感じ。

それで、大会のテーマとしては「どれだけ速く世界を救えるか?」と開会の際にアナウンスがあり、残り時間のポイントは高めに設定されているようです。
とはいえ、焦ってクリアができないことの方がまずいので、確実にクリアすることは忘れないようにしたいです。

1戦目

エピデミック:4回(入門レベル)
役職:通信指令員・研究員・作戦エキスパート

移動は申し分ないが、衛生兵や検疫官がいないため除去を入念にしていかないと辛そうだ、という役職たち。
研究員には働いてもらって、速めにワクチン開発をして除去を楽にしたいところだが、果たしてそれを許してくれるデッキになっているのだろうか…

…ほら、1ターン目にエピが出てきたよ。何が4エピだよ。
主催が本気で我々を殺しに来ていることが垣間見えます。
それ以降も4エピにしては速いスピードでエピがめくれ、かなり濃度の濃い汚れ方をしていきます。

ですが、除去とカードの受け渡しをバランスよく行うことで、終始安定した立ち回りをすることができ、35分残して割と余裕をもってのクリア。全チーム中3番目のクリアということで、幸先はとても順調!

ちなみに、我がチームの基本方針は「見捨てるところは見捨てる」であり、アウトブレイクが何回起きようとクリアすればいい、でした。1戦目だけで5回起きてます。ん、安定してたのかこれ?

2戦目

エピデミック:5回(標準レベル)
役職:通信指令員・衛生兵・危機管理官

我らが衛星兵がいるので難易度は下がるだろう。と思うのは普段のゲームでの話。
作為的にデッキが組まれている以上、効率よく回していかないと恐らくウィルスができって負けてしまうと予想。

このゲームでの展開を一言で言うと「黄色が汚れまくる上に地域カードがでない」でした。 衛生兵には赤や黒をまとめて除染してもらい、他の2人も黄色のアウトブレイクを防ぐためにこまめに除染をさせる展開に。黄色ウィルスが残り5個まで減った時は焦りました。

それでも絶望的な状況までには至らず、残り2手番というところで最後の黄色のワクチン開発をし辛くもクリア。アウトブレイクは6回。割と運に助けられたところもあったので気のゆるみが少しでてきたかもしれない…

3戦目

エピデミック:6回
役職:科学者・危機管理官・検疫官

6エピであることよりもまずメンバーがヤバい。移動系がおらず、カードの受け渡しに苦戦するのは必至。エピを乗り切るためには検疫官の置き方がキーとなるだろうという印象。
と、初期配置をしてみてびっくり、なんとイベントカード5枚が全て配られるという。なるほど、こいつらをフルに使えばクリアできるでしょ、ってことですな。


危機管理官の能力をフルに使うために、イベントカードはケチらずに使う方針で。
科学者に効率よくカードを寄せて、あっという間に3つのワクチンを開発。最後の青のカードを科学者に寄せることができ、あと1周でクリア確定というところまで来ました。

…が、メンバー全員がクリアできると確信していたところでのエピデミック!世界はかなり汚れており、どのカードから引いてもアウトブレイクを免れないという絶望的状況に。耐えることが出来ず、8回目のアウトブレイクが起きて最後の最後で世界を救うことができませんでした。

め、めちゃくちゃ悔しい…
後ほどデッキを組まれた主催の方に話を聞いたら「そこのエピのタイミングは最初はもう少し後で考えてたけど、それだと余裕すぎるから早めた」だそうです。
それさえしてくれなければ…展開もお見通しですか…

総括とか感想とか

ということで、3戦中クリアは2回、ポイントでは全チーム中6位という成績でした。
優勝したチームは顔見知り。3回目の出場でやっとつかんだ1位とのこと。


やはりこの場の空気の慣れが大事というか、出場経験の差は出たのかなと思います。結構焦る場面が多かったし。そのチームが合間に全然関係ないゲームをしてたのにはちょっと腹立ちましたが(笑)

さて、悔しい結果にはなったものの、全力でパンデミックに挑めた充実感がとても楽しかったですね。
スムーズな運営については言わずもがな(何回目の開催なんだろう)ですが、何よりも主催の方のパンデミックへの理解と愛情に基づいたデッキの完成度の高さがなければここまで満足感の得られるものではなかったのかと思います。

終わったあとの打ち上げでも美味しいコース料理をいただきながら、出場された方々と交流することができましたー

主催、運営のみなさま、お疲れ様でした!

チームを組んでくれた京風さん、いまじょうさんありがとう!
来年(winter)に出場の際にも組ませてください!