対象年齢8歳以上、ライトに遊べるアグリコラ
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: おもちゃ&ホビー
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今年のいつ頃かに発売になった、こちらの「アグリコラ ファミリーエディション/Agricola: Family Edition」
まだ日本語化やどこかのお店での取り扱いの情報は入っていないため、自分の中で勝手に「ファミリコラ」として何としてでも欲しいリストに入っていたものが待ちきれず、遂に手に入りましたので紹介していきたいと思います。
日本語版も発売になりましたね
初めての個人輸入
ゲームの内容には関係ないのですが、で初めてアメリカのAmazon.comから購入してみました。アカウントの作成をやってからは日本のAmazonでぽちるのとほとんど同じ感覚と言えるくらいお手軽にできてしまうものなんですね。注意した点としては、
- 住所を英語に変換するのを間違えない
- デリバリのプランを着日に合わせて選ぶ(今回は通常配送)
- 配送費もろもろ、追加される金額をちゃんとチェックする
くらいでしょうか。特に言語依存がないゲームを買うには安いものも多くあるので、ついたくさん利用してしまいそうです。
今回のファミリコラについては、全て込みでおよそ6,500円で手に入りました。感覚的には、悪くない金額かと思います。
オリジナルと異なる点は?
- 個人ボードなし、初期に家2軒分のタイルを持つ
- 畑や柵の作成時はタイルを得て繋げていく(=拡張されていく)
- 資材は石と野菜がなし
- 職業、小進歩なし
- 大進歩に相当するものがタイル化
- アクションはすべて順固定、ラウンドカードではなくボード上に記載
- 得点計算がシンプルに。麦や動物の種類によるマイナス点なし
これが全体のボードと個人のスペース。だいぶコンパクトでいい感じです。
まずはソロプレイ
ルールブックは事前に読んでいたので、取りあえず開封してソロプレイをやってみることに。
食糧はパン焼き、木の家を建ててからとりあえず人を増やしてから改築、その後家5軒5人、葦が得点になる進歩を取って、という具合で83点となりました。ルールブックに指標が乗っていなかったのでどれくらいいい成績かが分かりませんが、後半解禁のアクションである家なし家族や開墾+麦植えを上手く使えばもっと伸びる気がしました。
動物たくさん増えました
4人でプレイ
ゲーム会に持ってきたので、オリジナルのアグリをやったことのない3人とでプレイしてみました。
一番安い調理場を1ラウンド目に建ててからは、定石通り早々と増築をして一番早く家族を増やすことに成功。飯は動物と小麦の組み合わせで確保しつつ柵と動物の確保も行っていきました。
結果、42点。さすがに未経験者の中だったのでトップの点数でしたが、3人までしか増やせなかった人でも、資材を集めただけ得点になる進歩のおかげでみんな30点近くは取れていました。
インストに10分、プレイ時間が70分程でしたので、4人ということもありますがボリュームとしては軽ゲーとは言いづらいプレイ感です。僕が8歳のころはこのゲームを楽しむことができただろうか(笑)
これでも十分に"アグリコラ"を楽しめる
僕がファミリコラを買ったモチベーションは「アグリコラを重たいという理由で避けていた人にも遊んでもらいたい、一緒に遊べる」だったのですが、4人プレイのボリュームとしてはカタンよりもちょい重いくらい、という中量級といったところと感じました。飯のカツカツ感、最優先手はどれかの考察、欲しいアクションの早取り駆け引きなど、本家アグリコラを成す要素の多くはシステムはそのままですので、オリジナルをやったことがない人への導入として十分遊ぶ価値があると思っています。
フタリコラと同じく、ランダム要素、運要素がゼロなので、何回もプレイしているといずれ定石が決まってきて飽きてくるタイミングがくるのかなと思います。そのときは使える職業が毎回変わる本家をやりましょうってことで万事解決。
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2016/08/07
- メディア: おもちゃ&ホビー
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